美容院とITの今後について考える
どうもじゅんです。
たまには、ビジネスっぽいことを書いてみます。
今回は、美容院でITを活用したビジネスを考えてみたいと思います。
先日、奥さんが美容院に行ったのですが、毎回どこに行くのか悩んでるようです。
そこで、美容院に何を求めるか【要求仕様】を聞いてみました。
ざっくり言うと、下記の2つらしい。
①美容師が自分に合う髪型を提案してくれ、実現してくれること。
→お客としては、漠然としたイメージがあるが、下記は美容師の力量による
→それをどのように実現するか(髪型、カラー、パーマ)
→それが合っているか
②美容師さんの感じが良いこと
→喋りたくない時に話しかけてきたりすると億劫(イメージダウン)。
→コミュニケーションスキルが高いと良い
場所とか、金額よりは、美容師で判断するようです。
近くて安いほうが良いようですが、優先度が下がるようです。(昔は表参道まで行ってたし。。。)
その他好事例としては、
ヘッドマッサージが嬉しい、iPadで雑誌が読めて良いとありましたが、
最終的な成果(髪型)に影響しないので、優先度が下がるようです。
要求が出たところで、どう実現するか考えてみました。
①髪型の設計を客自身で出来るようにする。
②コミュニケーションそのものを無くす
①について、
美容院での失敗としては、客の要求イメージと実際の出来上がりのギャップがあるからなので、客側でどうすれば実現するかの設計まで落とし込めれば、ギャップがおきないと考えます。
②について、
コミュニケーションでマイナス要素があるのであれば、無くしてしまえと考えます。
作業側も相手の反応を気にしなくて良いので、マネキンを切っている感覚で、
黙々と作業できるのでは無いかと考えます。
では、上記について具体的にどのように実現するか考えてみたいと思います。
①髪型の設計を客自身で出来るようにする。
こちらは、客側の基本情報と髪型のパターンより最適な提案をAIにて行います。
提案を元に、客自身でカスタマイズします。
髪型が決まったら、AIよりアウトプットとして切り方手順が出てくる。
メリット:自身の情報を元に、出来上がりイメージを予め確認できる
デメリット:データ準備(基本情報、合う合わないのデータ等)が必要
【基本情報】
- 輪郭
- 頭の形
- 肌の色
- 顔のパーツの位置
- 髪質(毛量、太さ、くせ毛)
- 髪色
- 髪の長さ
- 体型(身長、体格、首の長さ・太さ)
【髪型パターン】
- 長さ別パターン
- 色別パターン
- くせ度合い別パターン
【考察】
正直、切り方をその場で美容師の技量に頼ってる面があることが問題なので、
予め出来栄えをテストすることで、品質をあげる。
データも、最初は大変だが、一度しっかり定義できれば世界中の人誰にでも適用可能なパターンを提案できるのでは無いかと考えます。
切り方がちゃんと定義できれば、カット等の作業もロボットによる自動化ができると
考えます。
髪型に限らず、メイクも同じように実現できますね。
②コミュニケーションそのものを無くす
簡単なやり方としては、ワイヤレスイヤホンで音楽や動画を観てもらってる間に
作業を行うことで良いと思います。
最初の寂しさもそれが当たり前になれば問題ないかなと。
トークを求めたいのであれば、それをオプションサービスとしても良いかもしれません。
と言うことで、ざっと考えてみました。
自分自身が、美容院を信用していないので、10年以上セルフカットにしています。
髪型は失敗できないものなので、出来るだけ最初の髪型決めの段階で、
イメージを固めておくことが大事だと思います。
美容師さんの仕事が、カットではなく、デザイナーのように髪型自体や人にあったパターンを考える仕事になるのかもしれません。
美容業界自体は、正直昔から変わっていない割に、多くの人が利用しているものです。
人件費や品質面での課題解決がされれば、美容師業界が変わるのでは無いかと考えます。
たまには、こんなことを書いていければと思っています。
以上